ウイルスバスター クラウド 10 VS ノートン

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世界的シェアNo.1を誇るノートン セキュリティはウイルス検出力、Web脅威からの保護、個人情報保護など全てに優れた全方位型のセキュリティソフトとして有名ですが、同じく全方位型として知られている国内シェアNo.1のウイルスバスター クラウド 10と比較すると、それぞれの機能はどのように違うのでしょうか?

また、ノートンもウイルスバスターもどちらも、セキュティは向上するけれどパソコンの動作が重くなる、という印象が強いソフトだと思います。この点については実際のところどうなのでしょう?

ここではセキュリティソフト導入に際して気になる強さ、軽さ、使いやすさの3つのポイントについて、ノートンとウイルスバスターを比較してみました。

ウイルスやWeb脅威に強いのはどっち?

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ウイルスバスターのウイルス検出力は数年前までは性能に疑問の声が多かったのも事実ですが、ここ2~3年は非常に高性能で安定した防御力をマークしています。実際、いろいろな検体を使ってリアルタイムスキャンやフルスキャンなどをテストした結果もノートンとウイルスバスターで大きな差は見られませんでした。

一方、Web脅威に対する強さではウイルスバスターは定評があります。フィッシング対策やTwitter、FacebookなどのSNS経由での情報漏洩の防止、脆弱性チェックなど、Web全般の保護機能に力をいれています。

ノートンは海外で流行しているマルウェアに強いという調査結果があります。一方、ウイルスバスターは国内のマルウェアに強い傾向があります。これはトレンドマイクロ社の「TrendLabs」(トレンドラボ)という研究施設が、その国で流行しているウイルスやWeb脅威を中心に研究、分析しているためでしょう。

海外のWebサイト閲覧が中心のユーザーにはノートンが、ほとんど国内サイトのみでときどき海外サイトもというユーザーならウイルスバスターが向いているといえるかもしれません。

サクサク動くのはどっち?

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高度なセキュリティ機能を備えているウイルスバスターとノートンですから、どちらもインストールするとパソコンが重くなる、という印象が強いのも事実です。長年セキュリティソフトを使ってきた経験からいうと、確かにウイルスバスターもノートンも非常に重い時代がありました。

嬉しいことに、この点に関してはどちらも非常に改善されています。とはいえ独自にテストした結果では、パソコンの起動、アプリの起動、パソコンのフルスキャンなどのいずれも、ウイルスバスターの方が速い結果となりました。特に第1回目のフルスキャンの比較ではノートンはとても重かったです。第2回目からは圧倒的に速くなってストレスが軽減されましたが。。。

ウイルスバスターが以前に比べ非常に軽くなったのは、ウイルスのパターンファイルなどのほとんどをWebのクラウド上に置き、ユーザーのパソコンには必要最小限のものだけを保存するというクラウド技術のおかげでしょう。サクサク感を比べたら、ウイルスバスターの方に軍配が上がりました。

テストデータ
/ セキュリティソフト無し ウイルスバスター ノートン
PC起動時間 29秒 30秒 60秒
ブラウザ起動時間 3秒 3秒 8秒
フルスキャン(1回目) / 10分 6分11秒
フルスキャン(2回目) 35秒 1分35秒

パッと見ただけで使いやすいのはどっち?

見た目のデザインで比較するとノートンは堅いという印象です。また、メイン画面より少し入っていくと設定項目が細かいし多いのでなんだか凄そうですが、用語が専門的でわかりにくく思います。一方、ウイルスバスターのメイン画面は真ん中に「スキャン」ボタンがあり、その他も「コンピュータを守る」「個人情報を守る」「データを守る」など、パッと見てわかりやすく思います。

通常はほとんど設定変更しなくて良いように作られていますが、セキュリティ機能を高めれば高めるほど「ネットにつながらない」「アプリを実行できない」などの大小のトラブルが発生することもあります。こんなときに少しの知識があれば直感的に設定できるのがウイルスバスター。やはり国産だということが関係しているのかもしれませんね。

また、最終的にはサポートに頼って解決する場面もあると思いますが、ノートンはチャットサポートが中心です。ウイルスバスターは電話サポートを基本に据えていて、「デジタルライフサポート プレミアム」という有料サポートが充実しています。

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使いやすくてサクサク動く、国内のWeb脅威に強いのはウイルスバスターだった!

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世界シェアNo.1のノートンは知名度も高く安定の信頼感がありますが、国内の脅威を徹底的に研究しているのはウイルスバスターの方でした。

また、メイン画面の構成も日本人向けにわかりやすく設計されていて、サポート体制が充実、さらにクラウドを導入して以降のサクサク感も含めて考えると、初・中級ユーザーにとってはウイルスバスターの方が使いやすいといえそうです。

なるほど、国内シェアNo.1を占めることも納得の結果となりました。

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