ウイルスバスター クラウド 10 VS ウイルスセキュリティZERO

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ウイルスセキュリティZEROの特徴は何といってもその安さ。1980円で購入できて毎年の更新料は無料。インストール時の対応OSがサポート期間中はずっと、無料で更新できます。その価格の安さから最近、人気が急上昇しているのも特徴です。

では肝心のウイルス検出やWeb脅威に対する性能はどうでしょうか? また、強さの他に、動作の軽さ、使いやすさなどもウイルスバスターと比較してみたいと思います。

ウイルスやWeb脅威に強いのはどっち?

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この点はズバリ、ウイルスバスターの方が実力が上でしょう。ウイルスセキュリティZEROはセキュリティ性能テストで有名なAV-comparativesのテストには不参加であり単純に比較はできませんが、独自に用意した検体テストでは、他のソフトで検出したウイルスを未検出ということもありました。もちろん、英国の「Checkmark」や米国「ICSA」などのテストは合格し、認定資格を得ていますので一定基準より上の性能は備えています(こうした認定はウイルスバスターも得ています)。

Web対策についてもウイルスセキュリティZEROは、フィッシング対策、Webサイトの安全評価、個人情報不正送信防止機能、ネットバンキング保護機能などおおよその機能は備わっています。ただし、その性能についてはウイルスバスターの方がやはり上といえるでしょう。

ウイルスバスターはフィッシング対策やペアレンタルコントロール機能などが優秀で、さらにSNSプライバシー保護機能もついているので、ウイルス対策もWeb対策も比較するとウイルスバスターの方が優秀といえるでしょう。

サクサク動くのはどっち?

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パソコン起動時の軽さではウイルスバスターの方が上でした。ただし、パソコンのスペックが高い場合はそれほど違いは感じず、非力なパソコンでは少し差が出るという程度でした。通常使用時やウイルススキャン時の軽さはウイルスセキュリティZEROの方が若干、上のように感じました。

パソコンのフルスキャンでは1回目はウイルスセキュリティZEROの方が速く終わりましたが、2回目以降はウイルスバスターの方が速かったです。でも、どちらにしてもストレスになるほどではなく、全体の印象としてはウイルスバスターもウイルスセキュリティZEROも、どちらもサクサク動くという印象でした。

面白いのはウイルスバスターには「システムチューナー」という機能があり、パソコンの動作を重くする原因となっている常駐プログラムを検出して非常駐にする、というしくみがあります。この機能を使うとパソコンの動作を速くすることができるのですが、よく理解せずに非常駐にしてしまうと必要なソフトが使えなくなってしまうことがあるので、いいのか悪いのか・・・という感じですね。

テストデータ
/ セキュリティソフト無し ウイルスバスター ZERO
PC起動時間 29秒 30秒 58秒
ブラウザ起動時間 3秒 5秒 7秒
フルスキャン(1回目) / 10分 4分34秒
フルスキャン(2回目) 35秒 5分15秒

パッと見ただけで使いやすいのはどっち?

使いやすさ、わかりやすさはどちらも○。ウイルスセキュリティZEROは機能がシンプルな分、設定画面も複雑ではなく使いやすいでしょう。ただし、メイン画面に表示されているボタンの多くは有料サービスで、そのままでは使えません。その機能を使いたければ追加購入が必要となっています。

設定画面はどちらも、機能を「オン」「オフ」するだけで、一般的なユーザーに適した設定になります。さらに詳細な設定を行うための画面は、ウイルスセキュリティZEROの方がわかりやすく感じました。ただしそれはウイルスバスターの方が機能が豊富なので、設定項目が増えるからともいえるでしょう。

あえて「使いやすいのはどっち?」となるとウイルスセキュリティZEROの方ですが、ウイルスバスターもわかりやすく使いやすい方なので、最後は機能の違いに注目、というところでしょうか。

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Web脅威からのセキュリティ対策の強さにこだわるなら、ウイルスバスターの勝ち!?

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ウイルスセキュリティZEROは価格で比較すると非常に魅力的なセキュリティソフトです。それほど毎日パソコンを使うわけではなく、Webもときどき利用、というユーザーが最低限のセキュリティ機能をつけたい、という場合はおすすめのソフトといえます。けれど普段からパソコンをよく使い、WebブラウジングやSNSも利用している人には、決して充分な性能とはいえないかもしれません。

ウイルスバスターはウイルス対策はもちろん、フィッシング対策、個人情報保護、SNSプライバシー対策、Webサイトの安全評価など、Web脅威に対する強さでは定評があります。やはり価格の分だけセキュリティ性能はあがると考えて、自分に必要なのはどちらかを決めるとよいでしょう。

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